自宅の一部を店舗にしたい
自宅兼店舗でサロンをやりたい

だけど、自宅を店舗にするのってどうなの? うまくいくの?

よくある疑問です!
実際のところどうなのか、一緒に考えていきましょう!
最初に確認しておくこと
店舗ビジネスで絶対に外せないこと!
この記事の内容は押さえておいてください!

これは大前提として話を進めていきますよー
相性の良し悪しがある
自宅を店舗としても問題がないビジネスと、そうではないビジネスがあります。
相性の良いビジネスの例
学習塾
習字教室
料理教室など

相性の悪いビジネスの例
ネイルサロン
ヘアサロンなど

相性を決めるのは【生活感】と【非日常】
自宅兼店舗を考える時、鍵を握るのが【生活感】

- 生活感がある空間でOKか
- 生活感があるとNG
つまり【非日常】を演出すべきビジネスか
これがポイントです。
子どもの塾や習字教室に非日常を求めることはありませんよね。
それより、計算が速く正確にできるようになる、とか、字が上手になるってことの方が大切。だから、生活感がある空間で塾をやっても全く問題ありません。相性の良いビジネスと言えます。
でも、サロン系はどうでしょう?
例えばヘアサロンを思い浮かべてみてください。
オシャレでリラックスできる空間、高級感溢れる非日常空間で施術してほしいと思う人がほとんど。
なのに、昨日の夕飯のカレーの匂いが漂っていたり、洗濯物が干してあったり、、、生活感丸出しの空間になっていたらどうでしょう?そういう空間で施術してもらいたいですか?って話なんです。だから、生活感が出てしまう空間はNG。サロン系は相性が悪いビジネスの代表です。

これなら自宅兼店舗はアリ

相性が悪いサロン系であっても、生活感を排除できるならアリ!
生活感を完全に排除できる空間と、そこまでの動線が確保できるかどうかが重要!

生活感を排除できる空間は準備できても、家族と玄関が一緒で靴箱が丸見えとか、廊下を歩くとリビングが丸見えという場合もNG。動線も意識して生活感を排除することが必須です。ここは意外と見落としやすいので注意してくださいね!
店舗ビジネスを考えているならコチラもCHECK

生活感丸出しの自宅サロンだったら?その末路とは・・・
とは言っても、なるべく費用は抑えたいし、家事や子育てもあるから自宅でやりたいな、、、
自宅からスタートして売り上げが安定したら物件探そうかな、、、、
って考えもありますよね。
自宅兼店舗で相性の悪いビジネスを始めた場合の末路を考えてみましょう

生活感を完全に排除できれば問題ありませんが、たいていは生活感が出てしまうために高級路線に振り切れません。
そうなると「オシャレにできない」「狭い部屋しか用意できない」そんな感じでスタートしちゃうので、お客さんがつきません。来店してくれても、リピートしてくれないことがほとんどです。
結局、新たに店舗を借りてやり直そうかな、、、、ってなことになる訳ですが、その時にやり直しできるかどうか、、、
やり直しなので、また新たに時間や費用がかかることになります。それができる状況であれば、まだいい方です。が、やり直しできなければそこでゲームオーバー。そんなことになってしまったら本当にもったいないです。
こんな末路はイヤですよね。 自宅兼店舗でビジネスをスタートさせたいと思ったら、そのビジネスが自宅で良いかどうか、よくよく検討してください!

裏を返せば、高級感があって、オシャレでリッラクスできる非日常空間ならば、お客さんはつきます。そうすると価格は高くできますし、売り上げも安定します。人を雇うという次のステップへ行くことも可能なんです!
※この記事も参考にしてください!「知らないとキケン!よくある店舗ビジネスの失敗【3選】」
どんな店にしたいですか?
今、考えているのはどんなビジネスですか?
- ネイルサロン?
- カフェ?
- 整体院?

そして、その店をどんな店にしたいですか?
まずはこれを明確にしましょう!
そうすると自宅兼店舗でも相性が良いか、悪いかがハッキリすると思います。
サロン系でも友達限定で安く施術してあげたい
という場合は、多少生活感があってもOK、自宅のリビングでできると思います。
落ち着いた非日常空間で、お客さんには日常を忘れてリラックスしてもらいたい
という場合は、生活感は絶対NG、自宅との相性は最悪ですよね。

こんなふうに「どんなビジネスをやるのか」「どんな店にしたいか」など、ゴールから逆算することはビジネス成功のポイントです。
まずはそこからスタートしてみましょう!
