知らないとキケン!よくある店舗ビジネスの失敗【3選】

「自分の店をオープンしたい!!」
そう意気込んでいるあなた!!

よくある失敗を知って、リスクを減らしておきませんか!?
そして、成功への一歩を踏み出しちゃいましょう!

目次

店舗ビジネスのよくある失敗【3選】

  1. 立地の失敗
  2. 家賃をケチって失敗
  3. 好きなものの詰め合わせで失敗

1、立地の失敗

この記事で書きましたが、店舗ビジネスで最も重要な要素が「立地」。コレを外してしまうとめちゃくちゃ厳しい状態になります、、、

失敗事例から学ぶ

東京都23区内 スマートフォン修理を店舗で経営するMさん。
この店舗は最寄り駅から徒歩15〜20分という立地でした。

「オープンしてみたものの、集客に困っている」
という状況で相談を受けました。

駅近くには競合となる修理店がたくさんあったことなど、集客できない大きな要因はアクセスの悪さでした。事前のリサーチ不足によって立地選びに失敗した事例です。

できれば、こうなる前に相談した方がいいです、、、
これから立地選びに入るという場合は、立地選びからプロに相談することも視野に入れておきましょう!

失敗で終わらせない発想の転換

しかーし、これで終わってしまっては、今困っている状況は打破できません。
これを読んでいるあなたも厳しい状況かもしれませんよね、、、

こういうケースは、じゃー立地から考え直しましょう!なんてことは簡単にできません。できたら苦労してないですよね。だから厄介なんです、、、
でも、諦めてはいけません。やるべきことは「発想の転換!」

今置かれている状況今あるものでどうするかを考えていくんです。
これが発想の転換です。

Mさんのケースにおける発想の転換

駅から離れていたので家賃がそこまで高くありませんでした。 そこで、店舗を事務所・作業場として使うこと提案をしました。来店するお客さんが少なかったので、別の方法で集客をして、この店舗で修理するというやり方です。Mさんはこの方法に切り替えて営業を開始。Mさんの営業力の高さもあり、大手と提携!修理の仕事を獲得できました。

店舗ビジネスとしての立地は最悪でしたが、店舗兼事務所・作業場として立て直すことができました。

2、家賃をケチって失敗

店舗ビジネスを始めるのに頭を悩ませる大きな要因の一つ、資金の問題。
最初はとにかくいろいろなことにお金が必要で、心配になっちゃいますよね。
物件選びも例外ではないと思います。

↑この記事で書いたように物件選びで重要なことは2つ

①四角
②広め
(例:サロン系【待合室】+【施術部屋】×2)
※詳しくはコチラで解説しています。

こうなると家賃は2〜3万円程度UP
これを提案すると、ほとんどの人が難色をしまします。月々2万円UPの負担は大きいって感じるんです。

でも、コレを将来を見据えた月々2万円UPとして考えて欲しいんです!
計算するとよぉ〜くわかるので、一緒にやってみましょう!
きっと気持ちが変わると思います!

「ケッチた収支」vs「ケチらない収支」

ケチるパターン

例えばネイルサロンの場合
まずは人気店の価格帯をリサーチし、それを元に計算してみます。

人気店のサービスが10000円だった場合
たいてい、最初だし、こぢんまりして狭いし、、、まずは少し安く設しようかなーっと考えます。
そして、「8000円でやってみよう!」という感じで決めます。

ではでは、8000円で計算してみましょう。

8000円×1日3人×月20日稼働=売り上げ32万円

売り上げから経費や固定費を引いてみましょう。

消耗品・材料費 3万円
光熱費 2万円
家賃 10万円

差し引き17万円


この他にも、自宅から店舗までの交通費、お店の広告宣伝費など、追加で必要なものも出てくると思います。17万円よりも減る可能性が高いです。

ケチらないパターン

一方、家賃をケチらず、広めを借りることどうなるか計算してみましょう!
この計算には、まずは広めを借りるこちによって起こる好循環を説明する必要があります。
ちょっとお付き合いくださいね。

非日常を演出し、オシャレでラグジュアリーな店舗ができなたら、お客さんがついてくれて、リピートしてくれます。こうなると集客が安定し、同時に売り上げも安定。人を雇うことも可能になります。

過去にサロンオープンのお手伝いをしたときにこんなことがありました。

その地域の人気店に、お客さんとして潜入リサーチに行ってもらいました。
すると、
「サロンに入った時ゴミ箱が目に入った上、中にはゴミが入っていて、良い気持ちがしなかった」
「施術メニューが分かりにくかった」
「期待していたほど店内がオシャレではなかった」

など、リサーチで分かったことがたくさんありました。

人気店でもちょっと残念なことってあるワケです。
もちろん、自分の店ではそうならないようにしますよね。

リサーチを元に

非日常を演出するだけでなく、ゴミは施術の合間に片付けて清潔な状態を保つ
施術メニューや料金は分かりやすくする

など・・・

って感じで、リサーチを元に人気店よりも良い店づくりができるんです。
結果、十分に勝負できるようになるというワケです。

このようにリサーチによって、人気店よりも良い店ができ、好循環が生まれることが分かっているので、価格を高く設定してもOK!

人気店が10000円なら12000円にするってことが可能になるんです。それでもお客さんはついてくれます。
前置きはこのくらいにして・・・
さぁ!計算してみましょう!

12000円×1日3人×月20日稼働=売り上げ72万円

売り上げから経費や固定費を引いてみましょう。
広めを借りるので、家賃+2万円、光熱費+1万円で計算してみます。

消耗品・材料費 3万円
光熱費 3万円
家賃 12万円

差し引き54万円

こんなに差が出るなんて、ビックリしませんか??
価格を数千円高くすると、こんなにも違いが出るんです。

ちなみに、これは1人で稼働した場合。
2人で施術すると1日6人になるので売り上げは単純に2倍
その分人件費や材料費などの経費も増えますが、それでも収支はアップします。

家賃2万円の差は大きく感じて難色を示す人がほとんどです。
しかーし!!!それよりも、一人当たりの価格を数千円アップさせた方がよっぽど差が大きくなるんです。これに気づかない人が多いです。

目先のことにとらわれず、自分に当てはめて収支の計算をしてみるとよく分かると思います。

3、好きなものの詰め合わせで失敗

夢だった自分の店!自分の好きなようにできるって嬉しいですよね。
好きな家具を好きな場所に配置したり、壁紙の色だって自分で選べる、、、
ワクワクが止まらないですよね!!

そうやってテンションが上がって失敗しちゃうんですよね、、、

本当にあったカオスな店舗、、、

ハワイが好きだからハワイアンテイストの店舗にしたい!
と言って出来上がったのが、なんの店なのか全くわからない看板。黄色ベースでトロピカルな花も登場するけど、実は「治療院の看板」という衝撃、、、、そんな看板を見て治療してもらおうと思いますか?苦笑

この治療院さんは、お店の中にもハワイアンテイストを取り入れていてカオスでした、、、

バリ系が好きだから雑貨や家具をバリ系にしたいと言って、空間にそぐわないのに自分が好きな家具を提案してくるサロンオーナー

こういう時はプロとしてはっきりNGとお伝えします。
完成した店舗をみて「あの家具にしなくてよかったです」と納得されました^^;

自分の好きな香りでお客さんにリラックスしてもらいたい!ってことで「待合室」「施術部屋1」「施術部屋2」のそれぞれに3つの異なるアロマを入れたネイリスト、、、

本人からするとどの部屋も大好きな香りだからいいと思いました、、、、と。
そんなことありません。笑
統一感がない上、匂いが混ざり合っている場所があって、最悪の気分でした、、、

こんな感じなんです。

みなさん大真面目なんです!でも残念ながら全部NG!
僕の経験上、センスのない人はいつまでもセンスがないです(^^;;
だからプロに任せるのも得策。自分の好きなものを集めて趣味の部屋を作るワケではありません!!商品やサービスの世界観を踏襲してつくっていく必要があります。お客さんがどう感じるかが重要なんです。

リスクを減らして開業へ

いかがでしたか?
せっかく自分のお店をもつのですから、失敗は避けたいですよね。
減らせるリスクは減らして、準備をしておきましょう!

開業のお手伝いは僕の得意分野です!
もし僕がお力になれるのでしたら喜んで^^

よかったらシェアしてちょ!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次