サロン開業にはいくら費用がかかるの?

サロン開業の費用

自分のサロンを開業したいけど、それには一体どのくらいの資金が必要なんだろう?

独立に興味があるけどこういうド頭の疑問で躓いている人って意外に多いんですよね。というわけで今日はエステやネイルなどサロン開業するための費用はどうやって計算するのかを紹介します。

目次

まずは費用の種類を把握する

開業に必要な費用を計算するために最初にすること。それはどんな費用がかかってくるのか?その種類を把握すること。

「そんな事言われても、やったことがない分野だから全然わからないよー。」 そんな風に感じるかもしれないけど、ちょっと待って。

少しだけ立ち止まって考えてみましょう。よく見てみると費用の中でも、分かるところと分からないところが混在するはず。まずはそのあたりを言語化するのも問題解決力を身につけるのに役に立つのでやってみましょう。

サロン開業に必要な費用の種類は大きく2つ

独立開業する時にかかる費用で既に”分かるもの”と”分からないもの”。

実はサロン開業に必要な費用は大きく分類すると2つあります。そして、この2つの種類がそのまま”分かるもの”と”分からないもの”にも分かれやすいです。

1つ目:自分自身の生活費

こっちは”分かるもの”の費用。言われてみればこっちの種類は自分で計算できそうですよね。開業してからも毎月必ず生活費分は稼がないと生きていけません。雇われていたときと違って、出社するだけで毎月同じ額が振り込まれるわけじゃないので、このあたりはハッキリ内訳を把握しておかないといけません。

お店にかかる費用だけじゃなく、こちらの生活費も最初の計算に入れておかないとあとで大変なことになっちゃいます。主な生活にかかる費用を分類するとこんな項目があると思います。

項目内容
家賃基本的にはかかるものだけど、実家に住んでる人なんかは割愛できるかも
水光熱費季節によって多少増減があると思うので高い方で見積もりましょう
通信費スマホ代やインターネット代など
食費3食だけじゃなく、お菓子食べたり喫茶店で作業する人はその費用も入れましょう
国民年金・税金この部分は結構見落としがち。大体合わせて毎月3万弱掛かる人が多いと思う
健康保険ココもね働いてる時は自動で引かれてるから計算から外れやすい
雑費服や趣味のお金とかその他毎月ある程度出費するお金

2つ目:仕事で必要な費用

こっちが”分からないもの”の費用。もともとお店で働いている時から分かっているものもあればそうじゃないのもあります。なのでココでは答えを教えながらどんな項目があるのかを見ていきましょう。

項目内容
家賃お店の家賃も毎月かかります。自宅兼サロンの場合は無しでOK
水光熱費このあたりは自宅と似た金額になりやすいかな
通信費電話を引いたり専用のスマホを契約したりとか
店舗工事内装の工事など必要に応じて。必ずしも必要なわけではない。
什器・備品インテリアや施術用の備品。椅子・ベッド・テーブル・照明・棚など
広告費クーポンサイトとか情報誌に広告を掲載する費用。開業時の集客は何かしら広告をすることがほとんど
営業ツール接客時に必要なアイテム。 名刺・メニュー・カウンセリングシートなど
資材施術やサービス提供時に必要な消耗品。材料費・ドリンク代など

あとは足し算すれば費用が見えてくる

今までは不透明なことが多すぎて全然疑問が解決する気配が有りませんでした。でも、こんな感じで細かく項目を出してみると計算できるようになりますよね。

というわけで、それぞれの項目が分かったところで早速自分で計算してみてください。ココまで来ると事前にいくら資金があると良いのか明確になるのでまた一歩、開業に近づきますよ。

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