Jacasso塾 vol3.新生活を前に「正しい準備」で成果を出す楽しさを体験しよう!
こんにちは。Jacassoの中尾です。すっかり陽ざしが春めいてきて、気づけば間もなく3月ですね。学生の皆さんはこの時期は特にあわただしいのではないでしょうか。新入生も入ってきますし、自分自身の新生活のタイミングでもあり、1月の年明けよりも新年度の方が、学生には大きな節目かもしれません。新たな人や出来事との交流が始まる時期、「正しい準備」について理解し、実践していくチャンスですよ!今回は第2、第3ステップまで進みます。
少し前回のおさらいしましょうか。
「自分がやりたいことのフレーム」を変えるだけで、目標や夢は一気に現実味を帯びてきます。自分がやりたいことが現実味を帯びてくると、自信を持てるようになる、とお伝えしました。そう、第1ステップは「自分自身を知る」でした。人は人との関係を通じて体験をしていくものです。となれば、**第2ステップは「相手のことを知る」**となります。
2.相手のことを知る
たとえばゼミやサークルで、あなた発で何か企画を提案することになったとします。普段そんなに中心人物でもない自分だから、みんなの合意を得られるだろうか…と、はじめから少し弱気になるかもしれません。もっと言うと、「みんなに断られるのはツライ…」という気持ちかもしれないですよね。
自分が一生懸命考えて用意した企画や提案を断られると、なんだか自分自身が否定された気になることがあります。これは、就職の面接結果などで感じる人も多いようです。本当は、企画や提案自体への「NO」なのであって、決して自分自身が否定されたわけではないのは前提なのですが、これに対しても【正しい準備:相手のことを知る】を前もって行うことで解決が可能なんですよ。この一連の【正しい準備】をすっ飛ばして気持ちだけで突撃してしまうから、ザンネンな結末が起きてしまうことを覚えておきましょう!
・その企画や提案の「ターゲットを具体的に決めていないが、トーク(内容)だけは決まっている」
・あるいは、「ターゲットだけを決めていて、悩みや状態(課題)を把握していないので的外れなトーク(内容)になっている」
・もっと残念な、「ターゲットの立場を理解しないままで接するのでイライラさせて却下される」
簡単に挙げてみましたが、この辺が原因となっているケースがほとんどです。この場合「ターゲット」というのは、あなたが企画する内容から、何かしらの成果を受け取る人たちを差します。仕事であれば見込み客ですが、ゼミやサークルの企画であれば、仲間たち自身の場合もあるし、企画によっては社会課題解決のためのフィールドワークなどであれば、その解決策の渦中にある人たちや行政など、設定が変わってきますが必ずターゲットは存在しています。それにも関わらず、「ターゲット?知らん!」とか「ターゲットが悩んでいること?わからない…」という状態のまま、主観だけで行動したら拒絶されるのは当たり前だと理解できますよね。
ではまず、
・あなたが誰の役に立てるのか。
・相手はどんな問題を抱えているのか。
・その問題はどうして引き起こされているのか。
この辺りをしっかりと前もって考えることが大切となってきます。
さあ、一気に【正しい準備】の第3ステップまで走り抜けてしまいますよ!
3.【正しい準備】のステップ、1と2を元に勝てる計画を立てる
【正しい準備】のステップを適切に踏んできたあなたは、ターゲットを特定して、悩みも課題も理解しています。そして、自分が相手の役に立てるポイントもわかっていますね。作戦はとてもシンプル。でも非常に効果的です。
「相手の悩みの解決に、あなたの企画(サービス)が最適だ」と自然に感じてもらう作戦をたてるのです。こうすれば、無理な売り込みや押しつけではないので気持ちも前向きになっています。
懇願しなくても「あなたに手伝ってほしい」と言われる作戦をつくっていきましょう。
次回からはその具体的なアプローチを解説していきますよ!
新たな出会いや機会の多い季節、健やかな気持ちで確かな手ごたえをつくっていくことで自信を育てていきましょう。