Jacasso塾 vol2.「正しい準備」こそ不変のノウハウ!ステップ1「自分自身を知る」
こんにちは。年が明けたと思ったら、猛スピードで日々が過ぎていきますね。Jacassoの中尾です。この年末年始はにぎやかに過ごすことはできませんでしたけど、その分じっくり本を読んだり、将来の夢について考えてみたりと、ゆっくりした時間を過ごすことができたのではないでしょうか。
それでは早速、前回のつづき、皆さんが気になっている「70点を目指す」ノウハウについて一緒に考えてみましょう。「正しい準備」、これが今回のテーマとなります。
準備なくして成果なし!場当たり的なラッキーを期待するのはやめよう
僕たちのまわりには、ときどき見事な立ち振る舞いで適切に場を収めるカリスマ的な存在がいますが、こういう人のトークスキルに見る「現場でのクオリティ」はやはり華があるのでどうしても注目しがちですが、「正しい準備」さえしっかりできていると、
現場であたふたとテンパる
頭ごなしに反対される
無理やり自分の意見を主張しなくてはならない
といったようなことは、ほとんど起こらなくなります。そもそも、どうしてテンパるほど追い詰められて、聞く耳持たずに反対され、あげく破れかぶれに無理を通そうと主張しなくてはならない事態に陥るのか?書いていて僕でもイヤになるシーンです…。何度かこういう体験をすると、次に似たような状況があれば苦手意識が先に立ってしまうのも無理もないことです。
でもここでしっかり思い出してみてください。苦手意識を持つに至るには、正しい準備をしないまま、場当たり的に「えーい、当たって砕けちゃえ!」という行動を起こしていたはずです。もちろん、自分で望まなくてもそういうシーンに遭遇してしまうこともあったでしょう。こうした、準備の整っていないまま闇雲に仕掛けてしまうやり方が、学生だけでなく社会人になっても多くの悲劇を生んでいるのです。今日からぜひ、日常生活のなかでこの「正しい準備」を着眼点において、欲しい成果を手にしていってください!
「正しい準備」とは以下のことを指します。
- 自分自身を知ること
- 相手のことを知ること
- 1と2を元に勝てる計画を立てること
このステップを正しく踏めば、無理を通すのではなく自然と良い結果につながっていきますが、少し具体的にみていきましょう。自分の成果を出したい事柄に当てはめてイメージをしっかり持ちながら進めてみるといいですね。アルバイトやゼミの発表、インターンの面接など、いろいろあるかと思います。
1.自分自身を知る
あなたが、このことをやる理由は自分で納得ができることでしょうか?
あなたが、毎日生活するうえで大切にしている価値観や感情はどんなものでしょうか?
あなたは、この役割を通してどのように人の役に立てると思いますか?
まずこのことをしっかり考えてみます。「そもそもやりたくないことの方が多いんだから」と思うかもしれませんね。でも待ってください!「やりたいことのフレームをどの枠で考えるか?」がカギとなるんです。僕自身の例でお話しましょう。
僕はもともと「ベーシストとして音楽をつくって、関わる人を幸せにする」と信じていました。これを「ベーシストになる」というフレームで考えるなら、今それをやっていない僕はやりたいことを仕事にできなかった、ということになりますが、「関わる人を幸せにする」のフレームで考えると、まさにそれを実現できているのです。
「屁理屈言ってるな」と思いますか?いやいや、僕は大真面目ですよ!やっていることにやりがいを感じられなかったり、自分に自信が持てない人というのは意外に自分のこういう根幹の感情に向き合えていないことが多いのです。かくいう僕も、このことに気づけない間はストレスを上書きするつらい日々を味わっていました。
でも、「自分がやりたいことのフレーム」を変えるだけで、目標や夢は一気に現実味を帯びてきます。自分がやりたいことが現実味を帯びてくると、自信を持てるようになる。
不思議ですよねぇ。「ほんとかな?」と思う人も、ぜひ次回までにこの「自分自身を知る」を宿題として考えてみておいてくださいね。